国際：ロシア占拠のザポリージャ原発、電源復旧へ IAEA報告
2025年10月10日 1:23（10日1:25更新）
【ウィーン共同】国際原子力機関（IAEA）のグロッシ事務局長は9日、ロシアが占拠し、外部電源の喪失が続いていたウクライナ南部のザポリージャ原発について、「復旧に向けたプロセスが開始された」と述べました。
ザポリージャ原発は、ロシア軍の占拠下にあり、外部からの電力供給が長期間断たれていました。この状況は原発の安全運用に深刻な影響を及ぼす恐れがあり、国際社会の注目を集めていました。
グロッシ事務局長の発表は、IAEAが現地での調整や技術支援を進める中でのものです。復旧作業の進展が、地域の安定と原発の安全確保に向けた重要な一歩と見られています。
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